今私がハマっているキングオージャー(今作の戦隊シリーズ)ですが、実は熱が冷めた瞬間がありました。と言っても、自覚がなかったのでさっきまで全く気にしていませんでした。でも…Ｘ(旧ついったー)で意見を述べている方の文を読んで、共感しましたし納得もしました。
そう。どんな作品にだって、小さな綻びがあるかもしれない。
私が感じた綻び。それは、時間の描き方。
“2年間”…現実世界だったら二つの戦隊シリーズが描かれる程。入れ替わり回であったバグナラクとの和解の様子を最終回で観られると思ってたから、ジェラミーとバグナラクの頑張り物語は描写してほしかった。描かれずに再築→突然の侵略というのに、今更ながら納得できない。行間で補えって言うんですか？ そんなのあんまりですよ。
次に、2年も経っているのに”不変”を感じた事。勿論全く変わってない訳じゃない、だけど、引っかかった事があった。最初に四国の王達が捕らわれていたあのシーン。まぁ一人違うけど…本当にあれ必要だったの？ あの話数以降、誰も何も語らないのはどういう事、もう済んだ事になってるの？ ただのギャグ要素のつもりだった、とでも言うんですか。いくら作品だとしても、推している人達からしたらこんなの笑えませんよ。そこまで描くのなら先にギャグ回やってオチつけてから、宇蟲編に入ってくれた方がまだ分かりやすかった。本当に今更だけど、納得できないの。
他にもある気がするけれど、今はこれだけ。
空いた時間への描き方をもう少し丁寧にしてほしかった。だって…ヒトが生まれて2年経ったら、動く、立つ、歩く、言葉を知って話す…どれだけの変化があると思いますか。人が成長する時間を省いたのが一番の違和感。子供の声を気にするのであれば、省いてはいけなかったと思う。子供に何を教えたいのか、学ばせたいのか。それは描いてほしかった。
なんて、生意気ですよね。
