私が物心つく頃には…母方の祖母は周りから嫌われていたよう。
昔からボケが出ていたからか、母も叔母(母の姉)も…そして従姉妹の三人も、顔を見合わせては罵声を浴びせていたように思う。あまり会いに行っていない兄と父の会話を聞いていて、私も思い出した。
兄「母ちゃんと叔母ちゃんが一番酷かったよね。」
父「従姉妹の末女がいっちばん言ってたろw」
…みんな酷かったよ。母なんて、私が富士見に来なくていい…なんて言っていたから。面倒ごとを増やしたくなかったんだろうな…。
…祖父の時よりも、葬儀は賑やかだった。従姉妹達も、父がヘラヘラ笑ってるなって言う位に。
…いつか私も、無関心に送り出されるのかな、なんて思ったら…祖母も私も不憫だって思えて泣けてきた。